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建築家が語る
■建築家が語る家づくりVol.2〜『住まいにおけるデザインと技術』

pic■住まいのディテールとは?
「ディテール(Detail)」とは建築・美術用語で本来、装飾や描写の「細部」を意味しますが、目にはみえない技術的な部分にも使われます。実は、住まいを含むすべての建物はこのディテールの上に成り立っています。ディテールのちょっとした差でデザインや性能の善し悪しが左右されるいっても過言ではないでしょう。

■デザインと技術のバランスが大切
住まいのディテールには、デザインと技術の2つの面があります。

デザイン面とは、その建築物の特徴を表す装飾・様式やかたちを表現するディテールです。たとえば、三角屋根に装飾を加えれば、極端ですが和風にも洋風にもなります。室内の材料に装飾や凹凸などの変化を加えれば、同じ空間でありながら豪華にも、モダンにも、ナチュラルにもなります。 一方、技術面とは機能・構造の決め手となるディテールです。住まいの性能、すなわち防水性や断熱性、防音性、耐久性などの良し悪しはこれで決まると言って良いでしょう。

ディテールはこのデザインと技術という2つの面で、バランスをとりながら成り立っているのです。

■建築家はディテールを大切にします

ディテールを検討すると言うことは、料理にたとえると、料理人が基本レシピに対して隠し味やデコレーションをどうするのか、お客さんの好みや体調はどうかなど、自分の持てる知識と経験をフル活用して料理の構想を練り上げるのと似ています。

一度家を建てれば、建て主自身も家族も半生もしくは一生、そこで暮らすことになり、10の家族があれば10の暮らし方があるのです。

建築家としては、住まいは工業製品のように大量生産をするわけにはいかないので、一軒一軒からすべて違うものを求められます。だからこそ、ディテールの検討を怠れません。常識ある建築家はディテールを大切にし、十二分に検討します。

家づくりを検討されているみなさんも、ディティールの意味をよく理解して、建築家との家づくりを楽しんで欲しいと思います。

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