[インテリアについて]
■色が与える影響
昔ながらの和風住宅では、木や土壁など部材そのものの色を活かしていたため、色彩について計画を立てる必要はありませんでした。このためか、日本人が色使いが下手と言われています。しかし実際、色には頭の働きを活性化させたり、心理的・生理的影響があることがわかっています。また、好き嫌いもあるので配色計画はなかなか難しいものです。
基本的には、子どもの好きな色をベースに考えるのがよいのですが、強い色を好む場合はアクセントカラーなどに抑えるのがベスト。居心地のよい部屋にするための配色としては、暖かい感じの色を使用するのがいいでしょう。調和のとれた色彩でも、色数が多くなるとうるさくなってしまうため、2〜3色程度にまとめます。
子どもは成長とともに寒色系を好む傾向にあると言われますので、カーテンや家具などの色も考慮して、その時々に応じた配色を心がけたいものです。
■子ども部屋は何でも行われる
インテリアを考える際「その部屋は何をする部屋か」を考えますが、子ども部屋に限っては様々なことが行われるのです。勉強したり、着替えたり、音楽を聴いたり、友達を招いたり…。つまり限られたスペースの中で、全ての要求を満たすようにしなければならないのです。
もちろん、子どもが小さいときは専用の机や椅子などは不要でしょうし、寝る時は両親と一緒というケースも考えられます。成長するにつれ勉強机やタンス、本棚やベッドが必要になり、家具のレイアウトも考慮しなければならなくなります。
■家具はフレキシブルに
ベッドや机などは最初から立派なものを与えるより、成長の過程においてそれぞれ自分のセンスで模様替えできるよう軽くて、簡易なものがお勧めです。収納スペースについても、作り付けの家具やタンスだけにこだわらず、後から増やしたり組み替えたりできるユニット家具を置いてみましょう。子どもが自分の部屋としてレイアウトしやすいだけでなく、部屋を考える、片づけるといった習慣にもつながります。
|
|