[知ってトクする節税の知識〜相続税・贈与税を安くする〜]
■相続税・贈与税は安くなる?
相続税や贈与税は多額の税負担となるため、早めに節税対策を行うことが大切です。まず、相続税を減らすには相続財産そのものを減らすことです。最も有効な手段は、被相続人が生きている間に将来の相続人にできるだけ財産を贈与してしまう「生前贈与」です。
また、財産が現金の場合は金額そのものに課税されますが、現金資産を不動産にかえてしまえば、不動産の評価額が課税対象となります。一般に評価額は時価よりも低くなることが多いため、節税になります。
このほか、土地であれば更地ではなく、マンションやアパートを建てることで相続税が安くなります。これらの物件を建てると、その土地は貸家付土地となり、評価額が更地よりも下がりますし、建設費を借り入れした場合は、借入金は相続時に相続財産から控除できることになっているのです。
■非課税で贈与できる「連年贈与」
一方、贈与税はひとりあたりの基礎控除が年間110万円です。従ってこれを5年とか10年という長期にわたって繰り返す「連年贈与」を行えば、5年で550万円、10年では1,100万円を非課税で贈与できることになります。また、贈与対象となる人が多くなれば基礎控除額も増えることになります。ただし、贈与される人が専用の口座を作り、贈与契約書を毎回必ず作成するなどして、贈与の証拠を必ず残すことが大切です。
また、1,000万円というように贈与額が大きい場合も、10年にわたって1年100万円ずつで贈与することで基礎控除を何回も活用できますし、課税財産が少ないほうが税率も低いというメリットも生かせます。
このほか、法定相続人以外に贈与する方法もあります。仮に被相続人の子供が生きていれば、孫には相続権がありませんが、被相続人の遺言により、孫や子供の嫁に財産を譲ることができますし、これは節税にもなります。(金額・数字は2002年3月20日現在のものです。)
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